1日1食と血糖値に対する医師の診断とは?
- 2017/11/18
- 09:27

■はじめに
「1日1食の実践による血液検査結果の変化とは(1年後の経過)?」でお伝えしたように、私の場合、「1日1食+野菜ジュース」の食習慣を継続していてもなお、少しずつではありますが、年々血糖値の値が高くなってきています。
私は月に1回、持病の蕁麻疹(ここ何年もは出ていませんが)の予防と健康管理を兼ねて、かかりつけ医に通っています。
先日受診した健康診断の結果を見せる機会がありましたので、その中の「血糖値」に関する診断について、3つのポイントをお伝えします。
【コンテンツ】
1.「境界型の糖尿病」の診断
2.体重と血糖値の関係
3.「糖尿病」との当面の付き合い方
それでは順番に見ていきましょう。
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■「境界型の糖尿病」の診断
まず医師から「境界型の糖尿病だね」と言われました。
確か昨年も同じ事を言われたような・・・。
この「境界型の糖尿病」とは、
・HbA1cが6.5%未満
・空腹時血糖値が110~125mg/dL
を満たす、いわゆる「糖尿病予備軍」に分類されるものです。
現在はまだ糖尿病とまでは行かないものの、正常値の人と比較して、将来に糖尿病を発症する確率が数倍~数十倍高い状態であると言えます。
ネガティブな言い方に変えると、すでに「ジワジワ進行している」という表現にもなるでしょう。
また、医師によれば「これは空腹時、つまり1日の中で一番低い血糖値。身体が血糖値を下げようとして頑張った結果が基準より高い数値と言うのは、食後にはもっと高くなると言う事。
その時に血管を痛めてしまうリスクが高くなる。」とのこと。
血糖値を下げる機能(インスリンの分泌)が年齢とともに低下している事も考えられるので、年齢に応じて食べる量や内容と言うのも変えていく必要があるようですね。
■体重と血糖値の関係
また、医師より「今は体重が以前より減っているけど、今後また太りだしたら一気に血糖値が上がる可能性がある」とも言われました。
確かに、以前、私の体重が70Kg台になった時、血糖値はそうでもありませんでしたが、血液検査の結果がことごとく悪くなった事を覚えています。
今より体重が増える要素として考えられることは、
・食べる量が増える
・炭水化物の摂取量が増える
・運動量が減る
くらいかと思います。
「1日1食+野菜ジュース」の食習慣をやめるつもりはありませんので、「例外」対応を増やさない限り食べる量が増えることはあまりないと思います。
そうなると食べる内容(炭水化物の摂取を含む)がやはりキーとなりそうです。
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■「糖尿病」との当面の付き合い方
現在は「糖尿病予備軍」ではあるものの、いつ発症してもおかしくない状況であるので、何か対策をする必要があります。
医師からは「血糖値を下げる薬を使うと、現時点では血糖値が下がり過ぎてしまうので、しばらく経過を見ましょう。」とのことでした。
つまりは、食事などに気をつけろ、と言っているようなものですね。
また、糖尿病との付き合い方についても聞いてみました。
「糖尿病は”完治する”ものはないため、薬だけでなく食事や運動を併用して「糖尿病とうまく付き合っていく」生活を続けて行く必要がある」とのことでした。
私の場合は、「血糖値を下げる薬」にお世話にならないよう、「1日1食+野菜ジュース」の食習慣を基本に、「足す」要素と「引く」要素を加えていかないといけないですね。
■終わりに
私のかかりつけ医は、私と年齢が近くこともあり、結構フランクに話をしてくれます。
また、あまり難しい専門用語を使わず、分かり易い言葉を使い、分かりやすい例を挙げて話してくれます。
「相手に伝わる言葉で話すプロフェッショナル」、いつも感心しています。