1日1食とメタボ(メタボリックシンドローム)の予防とは?
- 2017/11/06
- 23:07

■はじめに
「1日1食+野菜ジュース」の食習慣によるダイエット効果のため、メタボ(メタボリック症候群)の仲間からは少し遠ざかることができています。
私は元々痩せ型だったため、体重は主に体脂肪・内臓脂肪によって増えるようです。
しかし、単に食事を抜いて体重を減らすようなことをすると、今度は筋肉まで落ちて基礎代謝量に影響が出てきます。
エネルギー消費を増やしながらエネルギー摂取量は減らすが、身体に必要なものはしっかり1食で摂る、これがどうやら私にとってはとてもしっくり来ているようです。
今回は、「1日1食+野菜ジュース」によるメタボ(メタボリック症候群)の予防について、3つのポイントをお伝えします。
【コンテンツ】
1.メタボと生活習慣病との違い
2.怖いのは腹回りではない
3.「1日1食+野菜ジュース」の食習慣から生活習慣を改善する
それでは順番に見ていきましょう。
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■メタボと生活習慣病との違い
「メタボリック症候群」と「生活習慣病」は、「一連の症状」と「病気」、明確な違いはあるものの、なんだか同じようなイメージがあるかも知れません。
「メタボリック症候群」は、糖代謝異常(糖尿病)、脂質代謝異常(高脂血症など)、高血圧のうち2項目以上が重なった病態と言います。また、内臓脂肪が蓄積されていることを腹囲で判定します。
「生活習慣病」は、喫煙、飲酒、食事、運動、休養・睡眠など、生活習慣が発症や進行に大きく関与する病気を言います。疾患としては、糖尿病、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症などです。
なんだかごちゃごちゃして来ましたので整理します。
つまり、生活習慣病と肥満(内臓脂肪の過剰蓄積)が複合した状態が「メタボリック症候群」、生活習慣病は、具体的な病気の総称、と言った感じでしょうか。
■怖いのは腹回りではない
メタボリック症候群は、その予備軍かどうかを腹囲で判断しますので、どうも腹囲さえ基準に達しなければ良いイメージがありますが、問題は腹囲ではなく内蔵脂肪です。
生活習慣病と内臓脂肪の過剰蓄積は、心血管病の予備軍とされ、三大疾病である「がん(悪性新生物)」「急性心筋梗塞」「脳卒中」を発症するリスクが高くなるとされています。
生活習慣病の原因となるような生活習慣を1つずつ改善することも必要ですし、生活習慣を改善しながら、摂取するエネルギー量と内容についても年齢などに併せて変えていく、なかなか難しい事でありますが、「年齢相応」の生活習慣にしていく必要が有ります。
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■「1日1食+野菜ジュース」の食習慣から生活習慣を改善する
「1日1食+野菜ジュース」の食習慣の実践は、摂取するエネルギー量と内容を改善する効果があります。
実質1食しか食べないことで、身体が効率の良いエネルギー消費をするようになります。
私は生活習慣病の要素をまだ持っている(血糖値が少し高い)状態でありますが、「1日1食+野菜ジュース」の食習慣を実践することで、内臓脂肪の減少(脂肪肝の所見がなくなった、中性脂肪の数値が下がった、など)と見られる改善がありました。
食事に関する改善を実施することで、それがはずみ車となって、その他の生活習慣、例えば運動や睡眠などにも良いサイクルが生じてきます。
また健康に意識が向くと、身体に悪い事は控えるような方向にも意識が向きます。
そうやって病気になる前に、メタボや生活習慣病の予備軍から早く”除隊”できるようになりたいですね。
■終わりに
私は20歳の頃と比較して、10Kgは太っている計算になります。そのため、若い頃のような「出っ張りの無いお腹」にはまだちょっと遠いです。
つまんでみると確かに脂肪の層が形成されています。
昔はそんな脂肪の層はほぼありませんでした。
20歳の時の「ウエスト65cm(本当です)」になる必要は見当たりませんが、やはり「格好悪いお腹」はなんとかしたいですね。
やはりシックスパックには憧れますが、かなりトレーニングが必要なんですよね、きっと・・・。