1日1食と男性更年期との関係とは?
- 2017/10/29
- 21:30

■はじめに
「更年期障害」と言うと、どうも女性特有の症状だと思われがちですが、当然男性にもあります。
男性更年期障害は、別名LOH(加齢男性性腺機能低下)症候群とも言われます。その原因は加齢にともなう男性ホルモン(テストステロン)の減少です。
今回は、「1日1食+野菜ジュース」の食習慣と男性更年期による体調の変化について、3つのポイントをお伝えします。
【コンテンツ】
1.男性更年期の体調の変化
2.1日1食の食習慣と男性更年期
3.更年期との付き合い方
それで順番に見ていきましょう。
スポンサードリンク
■男性更年期の体調の変化
男性更年期障害は個人によって認識する時期が異なります。
私の場合、50歳になった時くらいから認識し始めました。
何となくヤル気が出なったり、情緒が不安定になったり。または集中力が早めに途切れるようになったり。
最初は仕事のストレスのせいかと思っていましたが、ストレスによって生じる憂鬱感とはちょっと違いました。
これは個人よって感じ方が違うとは思いますが、ストレスによる憂鬱感の場合は回避したい感覚が伴うのですが、このヤル気の無さの場合は回避する気力も無い感覚でした。
かかりつけ医に相談したところ、年齢的にも男性更年期障害ではないかと言われました。
その時初めて男性にも更年期障害がある事を知りました。
その他、男性更年期障害の症状としては一般的に以下のような事があるようです。
・身体症状
骨や関節、筋肉の痛み、発汗やほてり、睡眠や記憶・集中力の低下、全身の疲労感
・精神・心理的j症状
落ち込みや抑うつ、苛立ちや不安、意気消沈、倦怠感
・性機能関連
性欲低下、勃起障害
■1日1食の食習慣と男性更年期
「1日1食+野菜ジュース」の食習慣を実践して、これらの症状はどうなったかと言うと、実はそんなに変わっているようには思っていません。
「1日1食+野菜ジュース」の食習慣は、本来持っている機能を回復・向上させる機能やアンチエイジング効果があるとは言っても、加齢によって機能そのものが低下している場合、低下の速度を遅くする事はできても、完全に復元するのは難しいと認識しています。
なお、男性ホルモン(テストステロン)が減少すると脂肪の代謝機能が低下し、内臓脂肪が付きやすくなるため、摂取カロリーの制限が必要となってきます。
「1日1食+野菜ジュース」の食習慣は1日1食の食生活と比較して摂取カロリー数は減ります。少なくともこの点については、1日1食の食習慣と男性更年期障害とが関連する部分になるかな、と思います。
スポンサードリンク
■更年期との付き合い方
このように、男性更年期障害は加齢によるものであるため、「治そう」としても難しいと思います(方法はあるのかも知れませんが)。
このようにある意味「どうしようも無い事」とは、うまく付き合っていくしかないのだと思っています。
私の場合、まずは医者に漢方薬を処方してもらいました、今でも服用しています。
処方してもらっている漢方薬は「柴胡加竜骨牡蛎湯」です。
この漢方薬はいらいら感や更年期神経症などに効果があるそうです。
また、医師から「オルニチン」や「マカ」が良いと聞いたので、サプリメントで摂取しています。
これらのおかげか、不安感や集中力などの精神面はうまく維持できているようです。
■終わりに
男性ホルモン(テストステロン)は、睡眠中に作られるそうです。
ですので、よく睡眠を取ることも大切です。
不眠症は男性更年期障害と併発される事が多いそうなので、不眠と男性ホルモン減少とが悪循環とならないように気をつけたいですね。