1日1食と「摂取の引き算」とは?
- 2017/10/12
- 22:22

■はじめに
「1日1食の実践と栄養不足とは?」でお伝えしたように、「1日1食+野菜ジュース」の食習慣を実践する中で、足りないものは身体が要求してきたり、またどうしても食物から摂取し切れないものはサプリメンとで補うことなど、どちらかと言うと「足す」という発想でいろいろとお伝えしてきました。
今回は、「足す」事ではなく「引く」事、つまり1日1食を実践しながら、どのように不必要なものを「引いて」いくか、3つのポイントをお伝えしたいと思います。
【コンテンツ】
1.「足し算」と「引き算」の栄養の摂り方
2.有害物質と脂肪について
3.代謝効果と排出効果を活用する
それでは順番に見ていきましょう。
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■「足し算」と「引き算」の栄養の摂り方
「足りないものは補う」という事は、「1日1食+野菜ジュース」の食習慣の中ではとても重要であると考えます。
毎日1回のみの食事の機会に、食材だけで必要なものを全て摂取するのは無理があるからです。
それとは逆に、「減らしていくべき」ものも存在します。それは、身体にとっての有害物質です。
例えば「食品添加物」や「科学物質」、「有害な金属」などです。
「1日1食+野菜ジュース」の食習慣をうまく活用して、こういったものを避けていくのも1つの考え方です。
「足りないものを補う=足し算の摂取」と考えると、「有害なものを摂らない=引き算の摂取」と考えられます。
■有害物質と脂肪について
身体に有害なミネラルや科学物資のダイオキシンなど、いくつかの有害物質は脂肪に溜まりやすいという性質があるそうです。
と言う事は、身体に脂肪を溜め込むことは、そこに溜まる有害物質も一緒に溜め込んでしまうことになる可能性があります。
体脂肪率を1桁にするとか、そこまでの必要は無いと思いますが、溜まってしまった脂肪を落とすことで、一緒に不要な有害物質を排除することができそうです。
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■代謝効果と排出効果を活用する
「1日1食とデトックス効果とは?」でもお伝えしたように、「1日1食+野菜ジュース」の食習慣を実践していると、新陳代謝の向上による排出効果が見られます。いわゆる「デトックス効果」が期待できます。
デトックス効果が一番高いのはやはり「お通じ」による排出です。
「お通じ」によって排出される有害物質の割合は排出全体の4分の3とも言われており、「お通じ」はとても重要です。
また、「1日1食+野菜ジュース」の食習慣によって、体内に蓄積されている「エネルギー源」、つまり脂肪も良く消費されていきます。
それは、私が「1日1食+野菜ジュース」の実践を開始して約半年で、脂肪肝に改善が見られた事でも分かります。
1日1食の食習慣で得られるデトックス効果を活用し、脂肪と一緒に溜め込んでいた有害物質を体外に排出することができそうです。
■終わりに
今は、どんな食べ物を見ても食品添加物が入っています。
食品添加物は摂取しても身体に有害でない事が確認されてはいるはずですが、それは単体での事。これだけ食品添加物が入っている食べ物がある中で、いくつかの食品添加物を摂取することによる影響、つまり食品添加物の「食べ合わせ」についてまで、検証がされているのかは分かりません。
また、有害物質がうまく排出できていれば良いですが、体内に蓄積するようなものもあります。
それが一定量蓄積されたらどうなるのか・・・あまり考えたくないですね。
こんなことを言っていると、食べられる物がなくなりそうですが、「足し算」だけでなく「引き算」の考え方も取り入れてみると、また「何を食べるべきか」という選択も変わってくるかも知れませんね。